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パソコンの処分方法|PCを捨てる際の安全で簡単なリサイクル法

古いパソコン デスク環境

古くなって不要になったパソコンが自宅で場所を取って邪魔になっていないでしょうか。
パソコンの廃棄に関しては、何か悪いことに使われないかなど心配に思われる方もいるかと思います。

そこで今回は、個人利用されているパソコンの廃棄方法について記載したいと思います。

メーカー製パソコンは、無料で引き取ってもらえる

処分方法の選択肢

パソコンは、ゴミとしてそのまま捨てることはできません。処分する場合は「小型家電リサイクル法」に従って適切にリサイクルする必要があります。

では、どのような処分方法があるでしょうか。

  1. パソコンメーカーに回収してもらう
  2. 自治体の回収ボックスで廃棄する
  3. 上記以外の回収業者に回収してもらう
  4. メーカーや販売店の下取りを利用する
  5. リサイクルショップで売却する
  6. フリマなどで販売する

年式の浅いまだ十分に利用できるパソコンであれば4~6の売却もあり得ますが、古いパソコンの場合は1~3の選択肢になると思います。その中でも1番安全でおすすめなのは、1番です。私はこの方法で2024年度中に個人利用PCを3台排出しました。

メーカー外の回収業者、”無料回収”と車で回ってくるような業者さんに依頼すると、何かとケチをつけられて、追加回収費用を取られそうになることがあります。(実体験)

パソコンメーカーに回収してもらうまでの流れ

さて、廃棄したいパソコンに貼ってある、製品表示をご覧ください。そこに「PCリサイクル」というマークや文字がないでしょうか。そのマークがあれば、そのパソコンはメーカーに無料で回収してもらうことが可能です。

PCリサイクルマーク

そのマークが付いているパソコンは購入する時にリサイクル費用をすでに支払っているはずであり、無料で廃棄できることはすでに獲得している権利なのです。
そのマークがあることが確認できたら、各パソコンメーカーに対応した回収・リサイクルに関するホームページ、Webサイトへ行って回収申し込みをしましょう。下に表を載せておきます。パソコン本体、ディスプレイモニター、ノートパソコンなどがこの方法で回収してもらえます。

どのメーカーにせよ、廃棄の流れは同様です。まず、Webサイトで必要情報を入力すると、ご自宅にゆうパックの伝票が送られてきます。

その後廃棄するパソコンと付属品を2重にしたビニールゴミ袋に入れて、ゆうパック伝票を貼り、郵便局へ持っていくだけです。この流れ、方法に関しては、各Webサイトで詳しく説明されていますので、そちらをご覧ください。

パソコン、IT機器メーカーホームページ、Webサイト
アイリスオーヤマ
eMachines
EIZO
AOC(NX商事)
ASUS
シャープNECディスプレイソリューションズ
エプソンダイレクト
LG Electronics Japan
オーディーエス(SOTEC、オンキヨー、MOLを含む)
沖電気工業
KOORUI(HKC JAPAN)
Gateway
Surface(日本マイクロソフト)
サムスン電子ジャパン
三洋電機
JVCケンウッド(JVCケンウッド/日本ビクター)
JVCケンウッド(東京特殊電線/TOTOKU)
シャープ
Xiaomi(小米技術日本)
上新電機
ソニー
ソニーグループ
TSUKUMO(ヤマダデンキ)
PHILIPS(NX商事)
日本エイサー(ACER)
日本HP(COMPAQ、DECを含む)
VAIO
バッファロー
パナソニック コネクト
日立製作所
ビューソニックジャパン
HUAWEI
三菱電機
三菱電機インフォメーションネットワーク
家庭から排出されるパソコンの回収申込み | ご案内
富士通富士通パソコンリサイクル – FMVサポート : 富士通パソコン
NECNEC LAVIE公式サイト > サービス&サポート > 回収・リサイクル(家庭系パソコン)
東芝dynabook 家庭系(個人・家庭)使用済みパソコン 回収・リサイクル(回収・再資源化の流れ及びお申し込み/お問い合せ)|サポート|dynabook(ダイナブック公式)
DELLリサイクルサービスのご案内 | Dell 日本
Lenovo家庭系PC回収リサイクル・サービス | レノボ・ ジャパン
マウスコンピューターマウスコンピューター 回収・リサイクル・買取
サードウェーブ(ドスパラ)改正リサイクル法によるパソコンの回収について|サポート|ドスパラ公式通販サイト
Appleリサイクルプログラム – Apple(日本)
※Appleはゆうパックではなく店頭持ち込みまたは佐川急便の引き取りになるようです。

上記の一覧に載っていないパソコンメーカーの際は、一度、「メーカー名+リサイクル」といったキーワードで正式な窓口が無いか調べてみてください。

廃棄する際の注意事項

簡易的な梱包にとどめる

廃棄するパソコンを入れる梱包を丁寧に、頑丈にしようとする方が居られるかもしれませんが、それは不要なのでおやめください。ゆうパックで送られた先の回収処理業者では、ひとつひとつ荷物を開梱して、廃棄伝票と照らし合わせる作業を行っています。その際に、過剰な梱包をしてあると開梱作業の手間がかかりますし、梱包材の廃棄にもコストがかかってしまうためです。

データは読み取れない状態にしておく

実際に廃棄する前に必ずパソコンの状態をご確認ください。

廃棄するパソコンに入っている、ハードディスクなどの記憶媒体は、最低限データを削除、できればデータを破壊して読み取りできない状態にしておきましょう。これは重要です。

このデータに関する漏洩や事故が仮に起こった際に、業者は何も責任を持ってはくれません。パソコン所有者の方の責任で、事前に処理をしておきましょう。

データ削除する場合はWindowsの初期化機能などを用います。ですが専用の復元ツールなどを使うことで、消したはずのデータが復元できてしまったりするため、確実にデータを消すためにはデータの破壊がいいでしょう。データ破壊は、無意味なデータで複数回上書きすることで、元のデータを完全に消去してくれます。上書き方法や実施回数など、消去の強度も選択できます。

データ破壊に関しては、専用のソフトウェアが販売されていますので、それを使用しましょう。
こういったソフトはそれほど高価なものではありませんし、何回も使用できますので、安心のためにも購入されることをお勧めします。

パソコンから記憶装置を取り出して物理的な破壊ができなくもないですが、難易度は高いのでご注意ください。私も以前、ハードディスクの物理破壊を試みましたが、地面に叩きつけることや、ブロックを落とす程度ではビクともせず、あきらめたことがあります。ハンマーで叩く、金属用ドリルで穴を開けるなどの手段もありますが、くれぐれもケガをしないようにしてください。

リサイクルマークが無くても廃棄できる

各Webサイトをご覧いただけば示されていますが、リサイクルマークが無くても廃棄は可能です。
リサイクルマークが付いていないパソコンは、回収時に費用が発生します。回収申し込みをすると払い込み伝票を用いた払い込み処理が発生しますが、その後の流れはリサイクルマークがある場合と同じです。

各サイトでの申し込み処理の際に、製品の型番・製造番号などから無償か有償かを判定されますので、リサイクルマークがない場合でもそこであきらめず、一度試してみてください。

以上、個人利用されているパソコンの廃棄方法について説明しました。

最後までお読みいただきありがとうございました。当ブログは日常のICTの困りごとを解決するためのノウハウを発信しているサイトです。トップページもご覧ください。

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