セキュリティ習慣

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実は危ない!まだやってる人が多い10のセキュリティ習慣

「自分はそんなに危険な使い方していない」と思っていませんか?

でも実は、多くの人が日常的に“危ないセキュリティ習慣”を続けてしまっています。

パスワードの使い回し、ブラウザの自動保存、公共Wi-Fiの利用──。便利さを優先するあまり、一度でも情報漏えいが起きれば取り返しがつかないケースもあります。

この記事では、初心者がやりがちな10の危険習慣と、その正しい対処法をわかりやすく解説します。読むだけで「自分のどこが危ないか」「どう改善すべきか」がはっきり見える内容です。

危険なセキュリティ習慣10選【あなたはいくつ当てはまる?】

1.同じパスワードを使い回している

一番多く、最も危険な行為が「パスワードの使い回し」です。1つのサイトでパスワードが漏えいすると、他のサービスにもログインできてしまうため、連鎖的な被害が起こります。

対策

パスワードマネージャー(例:Bitwarden1Password)を使い、サイトごとに異なるパスワードを自動生成・保存しましょう。

これだけでセキュリティリスクを大幅に減らせます。

2.ブラウザにパスワードを保存している

ブラウザの「パスワード保存」は便利ですが、PCが盗まれた・ウイルス感染したときにすべて情報を抜かれる危険があります。InfoStealer(情報窃取型マルウェア)のようなウィルスは、ブラウザに保存された情報を狙います。

対策

信頼できるパスワード管理ツールを使うか、少なくとも「マスターパスワード」でロックできる仕組みを導入しましょう。

3.公共Wi-Fiをノーガードで使っている

カフェやホテルのWi-Fiには「偽装アクセスポイント」が紛れていることがあります。通信内容を盗み見られる可能性があるため、個人情報入力は非常に危険です。

対策

パスワードの掛かっていない公共Wi-Fiの利用は控えましょう。また、アクセス時に偽装されたアクセスポイントに接続しないように注意しましょう。VPNサービス(例:Millen VPN / NordVPN)を使用し、通信を暗号化してから利用するとより安心です。

4.SMS認証を過信している

「2段階認証してるから安心」と思いきや、SMSは乗っ取りや転送のリスクがあります。電話番号を盗まれる「SIMスワップ詐欺」も実際に発生しています。

対策

2段階認証では、できる限りAuthenticatorアプリ(Google Authenticator, Authyなど)を利用し、コードでの認証に切り替えましょう。

5.セキュリティソフトを「重いから」とオフにしている

一部のユーザーは「動作が遅くなる」と言ってセキュリティソフトを停止しますが、これは自宅の鍵を開けっぱなしにするようなものです。

対策

軽量で性能の良いソフト(例:ESET HOMEセキュリティ)なら、負荷をかけずに常駐防御が可能です。「動作が軽い=防御力が弱い」ということでは決してありません。快適なセキュリティソフトを選択しましょう。

6.OSやアプリのアップデートを後回しにしている

アップデート通知に気が付いても、「あとで」を押して放置していませんか?その“あとで”の間に脆弱性が悪用されるケースは多いです。

対策

OS・ブラウザ・アプリを自動更新設定にし、常に最新状態を保ちましょう。更新しない=穴(セキュリティホール)を放置する、ということです。

7.フィッシングメールを「うっかりクリック」してしまう

本物そっくりのメールに騙されるケースが後を絶ちません。たとえ一瞬でも、個人情報を入力してしまうと取り返しがつきません。

対策

  • URLを直接クリックせず、公式サイトをブックマークしてアクセスする
  • 怪しいメールは開かず、件名や送信元を冷静に確認する
  • メールセキュリティ対策ソフトを併用する

8.SNSやクラウドに重要情報をアップしている

家族写真や契約書の画像を何気なくアップしていませんか?クラウド共有リンクの設定ミスで、誰でも見られる状態になっていることもあります。

対策

  • 共有設定は「特定の人のみ」に限定
  • プライベートなデータは暗号化またはローカル保存
  • クラウドは信頼できるサービス(例:Dropbox, Google Drive)を使用

9.中古スマホ・PCを初期化せずに譲渡している

意外と多いのが「スマホを初期化せずに売った/譲った」というケースです。残っていたデータを抜かれると、SNSや銀行口座にアクセスされる危険があります。

対策

  • 必ず「工場出荷状態にリセット」
  • SDカード・バックアップデータも完全削除
  • 暗号化してから初期化するのがより安全

10.バックアップを取っていない

ウイルス感染・盗難・紛失などで端末が使えなくなったとき、バックアップがなければすべて消滅します。

対策

  • クラウド+外付けHDDの二重バックアップを習慣に
  • Google Drive、Dropboxなどを組み合わせると安心

今日から「安全なデジタル生活」に変えよう

セキュリティは「意識の高さ」ではなく「習慣の積み重ね」です。誰もが便利さを求めて油断してしまうからこそ、“自分だけは大丈夫”と思わないことが最大の防御になります。

まずはこの記事の中で「自分がやっていた危険習慣」を1つでも改善してみてください。

それだけで、あなたのデジタル生活は格段に安全になります。

あなたの安全を守るためのおすすめツール一覧

カテゴリサービス特徴
パスワード管理Bitwarden, 1Password自動生成・自動入力・クラウド同期
VPNMillen VPN, NordVPN公共Wi-Fiを安全に利用可能
二段階認証Google AuthenticatorSMSより安全な多要素認証
セキュリティソフトESET HOMEセキュリティ軽量で初心者にも扱いやすい
バックアップDropbox, pCloud自動保存+クラウド暗号化対応

まとめ

セキュリティ事故の多くは「油断」が原因です。また、“便利”の裏にあるリスクを理解することが大切です。

本記事で書いた内容を参考に、1つずつ習慣を改善すれば、誰でも安全にネットを楽しめるようになります。

最後までお読みいただきありがとうございました。当ブログは日常のICTの困りごとを解決するためのノウハウを発信しているサイトです。トップページもご覧ください。

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