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【2025年版】IT業界でまず取得したいおすすめ資格|分野別にわかりやすく解説!

参考書 システムエンジニア話題

ITエンジニアとしてのキャリアをスタートしたばかりの人、これからIT業界への就職・転職を目指している人にとって、「どんな資格を取ればいいのか?」というのはよくある疑問です。

この記事では、初心者から現場経験者まで、役立つIT系資格を分野別に厳選して紹介します。IPA(情報処理推進機構)をはじめとした信頼性の高い資格を中心に、アプリケーション開発・インフラ・データ領域に分けて整理しました。

まずは全ITエンジニアにおすすめ|共通・基礎系資格

ITパスポート(iパス)|IPA認定・国家資格

  • 難易度:★☆☆(初心者向け)
  • 試験実施:通年(CBT形式)
  • 受験料:7,500円(税込)

IT初心者に最初におすすめしたい国家試験。IT業界の基本用語、情報セキュリティ、ネットワーク、システム開発の流れなど、全IT職種に必要なリテラシーを幅広くカバーしています。

社会人だけでなく、学生や異業種からの転職希望者も多数受験しています。

基本情報技術者試験(FE)|IPA認定・国家資格

  • 難易度:★★☆(初〜中級者向け)
  • 試験実施:通年(CBT形式)
  • 受験料:7,500円(税込)

ITエンジニアとしての登竜門とも言える試験で、プログラミング・アルゴリズム・ソフトウェア設計など技術的な知識が求められます。PythonやJavaなどから言語を選択可能。

今後、開発者やプロジェクトリーダーとしてキャリアを進めたい人には特におすすめです。

かつては年に2回の受験機会でしたが、令和5年よりCBT形式で通年で受験できるようになりました。

応用情報技術者試験(AP)|IPA認定・国家資格

  • 難易度:★★★(中級〜上級者向け)
  • 試験実施:年2回(春・秋)
  • 受験料:7,500円(税込)

基本情報の上位資格で、システム設計、プロジェクト管理、セキュリティ、法務、経営戦略など幅広い知識が求められる試験です。午後試験では、ネットワークやデータベースなどの記述問題も出題。

マネジメントや設計志向のあるエンジニア、PL・PMを目指す人には強力な武器になります。

アプリケーションエンジニア向けおすすめ資格

Oracle Certified Java Programmer, Silver(OCJP Silver)

  • 主催:Oracle Corporation
  • 難易度:★★★(中級
  • 対象:Javaアプリケーション開発者、SIerや業務系開発志望者

Javaは金融・官公庁・業務システムなど、現在も広く使われている信頼性の高い言語です。Oracle認定資格であるOCJP Silverは、Javaプログラマーとしての知識と技術を国際的に証明できる資格です。

出題内容は、Javaの基本文法、オブジェクト指向設計、例外処理、APIの活用など実践的な内容が中心。就職や転職の際、特に企業システム開発の分野で高く評価されます

Java経験が1年前後の初〜中級者が目指しやすく、上位資格「Gold」へのステップアップも可能です。

データエンジニア・AI系エンジニア向け資格

Python 3 エンジニア認定基礎試験

  • 主催:Pythonエンジニア育成推進協会
  • 難易度:★★☆(初級)
  • 対象:データ分析・AI開発志望者

PythonはAI・機械学習・データ分析分野で圧倒的な人気を誇る言語です。この試験は、文法や基礎的な構文理解を中心に問われるため、プログラミング初心者にも最適です。

エンジニア転職時にも、Pythonスキルを示す具体的な指標として有効です。

統計検定2級

  • 主催:日本統計学会
  • 難易度:★★★(中級)
  • 対象:データアナリスト、AIエンジニア、ビジネス職の方にも

Pythonとセットで学ぶと非常に強力。回帰分析、仮説検定、確率分布などの統計的思考を証明できる資格です。文系・未経験からでも独学合格は可能で、データリテラシーの証明として企業からも高評価されています。

インフラ・クラウドエンジニア向けおすすめ資格

AWS認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト(SAA)

  • 主催:Amazon Web Services(AWS)
  • 難易度:★★★(中級)
  • 対象:クラウドインフラの設計・構築を担当する技術者

クラウドエンジニアの登竜門ともいえる人気資格。スケーラブルでセキュアなAWSシステムの設計・実装スキルを問う試験です。S3、EC2、VPC、IAMなど、AWSの中核機能を体系的に学べるのが特徴です。

オンプレからクラウドへの移行が加速する今、インフラ志望者やSIer出身者にもおすすめ。未経験でも対策すれば十分合格可能で、実務に直結するスキルとして評価されやすい資格です。

Linux技術者認定試験(LinuC / LPIC)

  • 主催:LPI-Japan(LinuC) / LPI(LPIC)
  • 難易度:★★☆(初〜中級)
  • 対象:サーバーエンジニア、運用保守担当者

サーバー構築やWebインフラにおいて圧倒的シェアを持つLinuxの操作スキルを証明する資格。LinuCとLPICは出題傾向がやや異なるものの、どちらも初学者向けから段階的にレベルアップできる構成です。

LinuC Level1(101・102)は就職・転職時のスキルアピールにも効果的。

CCNA(Cisco Certified Network Associate)

  • 主催:Cisco Systems
  • 難易度:★★★(中級)
  • 対象:ネットワークエンジニア志望者

ネットワークの基本設計・構築・保守スキルを認定する国際資格。ルーティング、スイッチング、IPアドレス設計、セキュリティなど、インフラエンジニアの基礎を体系的に学べます。

現場でCisco製品を使わない人でも、ネットワーク全体の理解力向上に役立ちます

まとめ|IT業界で生きる資格を、自分のペースで取っていこう

IT業界は、技術の進化が早く、常に新しい知識やスキルが求められます。資格はその「学びの道標」としてとても有効であり、転職や評価、スキルアップの明確な証拠としても使えます。

ただし、資格はあくまで「手段」です。合格をゴールにするのではなく、実際の仕事で使える知識を身につけることを意識して学ぶことが大切です。

今回ご紹介した資格の中から、自分のキャリアや興味に合ったものを選び、ぜひチャレンジしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。当ブログは日常のICTの困りごとを解決するためのノウハウを発信しているサイトです。トップページもご覧ください。

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