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パソコン作業の疲労軽減!効率アップのための環境改善3選

ディプレイ画像 デスク環境

長時間パソコン作業をすると、背中や肩、腰、目などに疲労がたまって辛くなりますよね。でも、ワークする環境を変えることで、その辛さが軽減できるかもしれません。

私は年間2,000時間以上パソコンを使うので、作業効率の向上、疲労の軽減を狙っていろいろ試行錯誤してきました。そんな私が推薦する、疲労軽減に向けた改善項目ベスト3をお届けします。

第一位 ディスプレイモニターを追加する

私が考える疲労軽減および作業効率向上に効く第一位は、ディスプレイモニターの追加です。

読者の皆さんは、パソコンを使うときはモニターは1つで使っているでしょうか?そんな場合は、ぜひモニターを追加・接続して、2画面に拡張して使ってみてください。

私の日常は、ExcelやPowerPointといったMicrosoft Officeのアプリを使いながら、TeamsやSlackで同僚とコミュニケーションをとりつつ、Webブラウザで調べ物もするし、メールもチェックもするし、開発ツールを立ち上げることもあるし、さらにZoomなどのオンライン会議も立ち上げる・・・といった感じで、様々な作業が並行して動きます。

この時、画面が1画面しかないと、ひとつのウィンドウを閉じてはまた開いてといった操作の繰り返しになります。また、閉じてしまう画面の見えない情報を頭で記憶しなければならなかったりと、作業間の切り替え・連携だけでもとても疲れてしまいます。

モニターが追加できると、作業スペースが2画面分に拡張し、いろいろなアプリケーション、ツールの画面をそれぞれ別の画面に表示して同時に見ながら作業をすることができます。これによって、作業間の切り替えや頭で記憶するといったような操作が減って疲れが軽減できますし、作業効率が大幅に向上します。

オンラインの会議でも、片方の画面のみを参加者へ投影して共有することで進行がやりやすくなりますし、投影していない方の画面でメモを取ったりすることも容易になります。

同僚たちも、マルチモニターができない仕事環境なんて今やあり得ないといいますし、私も全く同意でシングルモニター環境での作業は極力避けるようにしています。

モニター選びとしてのポイントはまずはサイズです。サイズは27インチより大きなものだと、選択肢が多くなるのでいいと思います。25インチより小さいサイズだと、個人的には文字が見にくくて若干つらいです。次に、画面の表面はキラキラとした光沢のあるグレア、反射しないノングレアがありますが、私は長時間利用で目の疲れないノングレアをお勧めします。あとは「VESA」というモニター取り付けの規格に対応しているものが良いと思います。VESAに対応していれば、モニターアームを使ってデスクから浮かすことができ、デスクを広く使えるようになります。


モニターアームはいくつか使っているのですが、取り付けた位置にずっと固定するのではなくて、見やすい位置に動かしたいなどお考えであれば、やはりエルゴトロンが一番お勧めできます。フレームはガッチリとしていて安心感があるのに、スッとスムーズに位置を動かすことができます。


なお、VASA対応のモニターではないけれどモニターアームに取り付けたいという方は、アダプタを使うことで取り付け可能です。

第二位 椅子を見直す

私が考える疲労軽減および作業効率向上に効く第二位は、パソコンを使うときに座っている椅子の見直しです。

以前は、低めのソファや木製の椅子に座って仕事をしていた時期があったのですが、その頃は腰痛や肩こりがひどく、仕事の後には毎晩体が悲鳴を上げていました。

意を決して仕事用のチェアを購入し使い始めると、腰痛も肩こりもすっかりなくなり、集中力も増したように思います。

私がチェアを選ぶときに重要と思っているポイントは以下の3点です。

  1. 座面の高さが調整できること
  2. 座面が適度な硬さであること
  3. 背もたれは広く・高く、背中全体を支えられること

まず1点目についてです。
パソコンを使う机、作業する机に合わせて、座る高さを変更することで、疲れにくい最適な作業姿勢をとることができます。そのために椅子の座面の高さは変更できる必要があります。

机も関係しますが、ローテーブルとソファのような場所、背中が丸まるような姿勢は、長時間の作業に適さないと思います。

次に2点目です。
座面が硬すぎると腰にダメージが来ます。悪化すると坐骨神経痛などになりかねないので、注意してください。短時間ならばともかく、長時間の仕事には向きません。かといって、ベッドやソファのように沈み込むほどやわらかい座面も、姿勢が安定しません。適度な硬さとハリがある座面がベストと考えます。

最後に3点目です。
腰の部分を中心に、背もたれに体を預けられるような椅子がよいです。背もたれが無い、あるいは低くても、短時間の作業では問題ありませんが、はやり長時間作業には向きません。

背もたれのほかに、ヘッドレストやアームレストが付いている椅子もあります。このあたりは好みで選べば大丈夫と思います。ただし、アームレストがあることで机に引っかかってパソコンに近づけない、というケースもありえますので、注意してください。


まずはそれほど高価なものでなくとも十分と思いますが、いつかは憧れのハーマンミラーに座りたいものです。

第三位 キーボードを見直す

私が考える疲労軽減および作業効率向上に効く第三位は、パソコンを使うときに使うキーボードの見直しです。

パソコンのキーボードは、一見同じように見えるかもしれませんが、実はキーボードによって配列や全体サイズ、キーサイズ、ストロークの深さなども異なります。一応、いくつか基本となる標準化されたキー配列がありますが、メインのキー以外の配置・配列は、各種メーカーが工夫を凝らしています。

私はいくつかのパソコン・ノートパソコンを使い分けるのですが、それぞれのキー配列が異なっていて、いつも同じキーについて打ち間違えをしていました。キーの位置が違うとわかっていても、それをいちいち考えながらキーボードを打ってはいないので、いつも間違えるのです。それがとてもストレスでした。

そこで、キーボードを後付けのものを用意し、どのパソコンを使うときにもそのキーボードを接続して使うようにしました。これによって、いつも同じ操作感で作業でき、わかっていても打ち間違えるというストレスから解放されました。

後付けのキーボードはたくさんの種類が販売されていて、個人の好みでタイプが分かれます。私たちの業界は、ストロークが深くてキーの打鍵感がしっかりしているタイプを好む人が多いように思います。
ですが私の好みはそうではなく、ストロークが浅くて、軽いタッチでタイプできるものが好みです。
ぜひ大型の販売店に出向いて、ずらっと並んだキーボードを打ち比べてみてください。その種類の多さと違いに驚くとともに、きっと好みのキーボードが見つかるかと思います。


私は、ロジクールのMX Keysキーボードを使っています。ノートパソコンのようなショートなキーストロークで、軽いタッチでタイプできます。それにもかかわらずしっかりと打鍵した感触がありつつに静音で、おまけに高級感まであります。控えめに言って最高です。


私はテンキーがあるタイプを使っていますが、テンキーが不要、あるいはなるべく小さいキーボードが欲しいなどの要望があれば、miniタイプもあります。


以上、私が考える疲労軽減に向けた作業環境の改善項目ベスト3でした。
ぜひ快適な作業環境を手に入れてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。当ブログは日常のICTの困りごとを解決するためのノウハウを発信しているサイトです。トップページもご覧ください。

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